ファミコンのサウンド機能

3重和音+1ノイズ+1PCMという構成。
3重和音はPSGだが、3つのうち2つが矩形波、1つは三角波に設定されていて、用途によって使い分けるように想定されていた。

PSG:

2チャネルの矩形波は、デューティー比12.5%,25%,50%,75%の4種類を選択出来る。

キラビヤカなサウンドで、メインのメロディやジングルに使われた。

1チャネルの三角波は、ベース用として使うことを想定されていたと思われる。

三角波なのでキンキンしない暗めのサウンドで、音量変更が出来なかったらしい。

ノイズジェネレータ:

1チャネル。効果音やスネア、タム、キック、シンバル等、リズム音によく使われた。

デルタPCM(Eトラック):

サンプリングした音を使うことが出来たが、短い音しか割り当てられなかったので、主にドラムに使用される。
しかし音階も付けることができるため、スーパーマリオ3などでメインパートやサブパートとして使われることもあった。

ディスクシステムの追加機能:

FM音源(1、または2チャネルらしい)が追加

ファミコン末期になると、ROMカートリッジ側に音源を搭載し、更に厚みのある音楽を鳴らす