乾電池の表示にコンタクト

家電のリモコンなどに付属品として付いてきた乾電池を眺めていたら、FUJITSUブランド(生産地不明)のものには小さく「FOR INDUSTRIAL USE」、Panasonicブランド(中国製)のものは型名の下に「Industrial」さらに欄外に「Not For Retail Trade」などと書かれていることに気づきました。

市販品はニックネーム付き、付属品は型名がメイン

手元にあった市販の乾電池(FUJIFILMブランド。シンガポール製。)の場合、メーカー名のほかに「EVEREADY」(エバレディ?)というブランド名(製品ライン名)が書かれていました。一方、付属品の方は無味乾燥な規格名らしきもの(AAA、R03(UC)とか)ぐらいです。ライン名があるものは流通向けとされるているようです。

不正な流通を防ぐため?

おそらく「Industrial〜」と書いてあるのは、市販品よりも安めで販売したものが消費者市場に出回ることを防ぐためかなーと思います。

性能に違いがある?

これは疑問。
10年以上前には、市販品には「液漏れ補償」がついていて、付属品の電池はそれがついていませんでした。それは本当に性能に違いがあったようで、付属品の電池は早めにはずさないと液漏れしてしまうことがよくありました。最近はそんなに違いが無いように思いますが、実際どうなのでしょうか。
家電の説明書には、付属品の電池の説明として「動作確認用です。お早めに市販の電池に替えてください。」と書かれていることがよくあります。これは、家電が在庫として保管されている間に電池が劣化している恐れがあるため、本格的な稼働には適さないという背景からつけられているのだと考えますが、本当に性能が低い電池を付属しているなんていうこともあるのでしょうか。

と、ここまで書きとめたところで、使用済み電池を回収箱に投入します。