「起立、礼、着席」のハーモニーが沁みて来た

「起立」と「礼」の2コード

ハーモニーについて3か月ぐらい意識し続けた結果なのか、メロディアスな音楽を聴くとその曲の中にでてくる「起立、礼、着席」に注意が行くようになりました。多くの場合、「起立」と「礼」の間にいくつかのコードが挟まっています。「礼」が出ると、じゃあ、次は「着席」かな、と待ち構えます。「礼」の直後はほぼ、「着席」に直結するようです。(そうならない歌も探してみたくなります。)

そのため、「礼、着席」が出てくるのを待っていると表現した方がいいかもしれません。

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起立 (なにか) (なにか) 着席

なお、「着席」と「起立」はだいたいイコールで、「着席」からまたいくつか経て「礼」が現れる繰り返しが多いです。

パート 1 2 3 4
A 起立 (なにか) (なにか)
B 着席(起立) (なにか) (なにか)

曲の中の区切りになるところでは、若干、「礼」がクレシェンドして行って「着席」になる傾向があるのではないかと思います。逆に「礼」が弱音で「着席」でシャウトというパターンもあります。

印象的な2コード

「起立、礼、着席」は2つのコードで構成されています。とくに「礼」のサウンドは「着席(起立)」に移動するとスムースな印象があって、曲の中に現れるいろんなコードの中で、とくに目立つものに目をつけようとすると、自然とこの2つが際立って感じられます。いままでそういう聴き方をしていなかったので気付かなかったのですが、なにしろ小学校の頃に繰り返し聴いて覚えているので、「起立、礼、着席」だけが際立って耳に入るのだと思います。
今まで読んできた音楽理論の本では3つの基本的なコードからスタートしているものばかりでしたが、そのうちの2つが小学校で何度も聴いた「起立、礼、着席」のサウンドです。私にとっては3コードのなかでもこの2コードだけが親しみ深く感じます。実は「起立」と「礼」の間にあるコードの中に3つ目がありそうなこともわかるのですが。