Excelの「ツール」メニューと意思決定
MBA定量分析と意思決定
Excelの極意〈5〉データの集計と分析―Excel 97/2000/2002/2003対応 (Excelの極意 5)。
2冊の本で同じ対象を扱う箇所。
基本統計量
(Excel P199 「ツールメニュー」の分析ツール。アドオンが必要。Excelの分析ツールのセットアップ方法)
平均
合計÷個数
メジアン
データの中間値
モード
もっとも多く出現する値
度数分布とヒストグラム
データの特徴を把握するために「度数分布表」を作ってそれをグラフ化した「ヒストグラム」(Excel P200)
階級の幅を適切にするためにスタージェスの公式を用いる。(定量分析P44)
スタージェスの公式にはlogという関数が用いられます。Excel2003のヘルプ記載によると
LOG
指定された数を底とする数値の対数を返します。書式:LOG(数値,底)
数値:対数を求める正の実数を指定します。
底:対数の底を指定します。底を省略すると、10 を指定したと見なされます。使用例
=LOG(10) 10 の対数を求めます (1)
=LOG(8, 2) 2 を底とする 8 の対数を求めます (3)
=LOG(86, 2.7182818) e を底とする 86 の対数を求めます (4.454347)
分析ツール「回帰分析」
あるデータを予測するときに使う手法(Excel P202)
X軸に原因となる説明変数、Y軸に結果となる従属変数(Excelでは「目的変数」)(定量分析P63)
重相関R (重相関係数)
相関の強さを「相関係数」で表す。相関係数は-1から1の範囲。(定量分析P61)
一般には0.7以上あれば相関関係があると認められると評価(Excel P203)
重決定R2(重相関Rの2乗)
全体のうち、X軸とY軸の相関で説明がつく割合。