フェンダージャパンの小型アンプ - オペアンプICとスライサー回路

クリッパー(スライサー)回路に2個のLED


ギターをつないでGainを上げた状態で音を鳴らすとLEDが光ります。ためしにGainを下げた状態で低音を入力してみたら、2個のLEDが「ボボボボボーッ」と点滅しました。LEDにギターの交流信号を流そうとすると信号の一部だけが通過し、それ以外はせき止められて点滅します。その途切れ途切れになった信号が「歪んだ音」の元になっています。普通はLEDではなくダイオードを使うのですが、マーシャル(Marshall)やボス(Boss)が発売していたエフェクターでも歪ませるためにLEDが使われているものがあるようです。また、私が使っているKorgのG1という歪み系エフェクターでも、音を鳴らすとキャビネットの中で光るのがプラスチックのカバー越しに見えるので、歪みにLEDを使用しているのかも知れません。

オペアンプJRC 4558DD

写真では1個しか見えませんが、右下のコンデンサの後ろにあるもう1個も4558DDだろうと思います。