都議選候補のプロモーション姿勢 - ある公明党候補者

日曜日の午前、隣の敷地にある大きな団地にある公明党都議会議員選候補と、その応援団がやってきて演説をした。
我が家の窓からも話が全部入ってきて、その音量が並大抵でないので「うるさいなー、かんべんしてほしいよー」と思ったものの、その内容だけは一応覚えておくことにした。

応援で演説した衆議院議員が繰り返し強調していたポイントは以下のとおり:

  • まだ充分ではないが、公共事業の見直しを行って、税金の無駄使いを減らしたのは公明党です。
  • その公明党において、常に政策のキーを握って走り続けてきたのがこの候補者です。
  • その候補者がいま、苦戦を強いられている。
  • もっと政策を推し進めるために、力を貸してください。
  • 公明党は近隣諸国の幹部と会って諸問題を解決しようと対話している。対面を避けて批判だけする自民党とは違う。
  • (具体例を挙げて)民主党は言うだけで何もしない。ちびっ子ギャング団とでも言うか。
  • この団地の皆さんが感じていることは全国の団地で起きていることと同じ。ここから日本を変えましょう。

とのことです。
公明党として押したいポイント(「○○だから公明党」)は税金の無駄使いの削減と、近隣諸国との対話路線らしい。そして、都議選候補者がその中心人物だと言う。

そこで気になったのが、「苦戦している」と、強烈な民主党批判の2つを繰り返すこと。つまり、民主党からの候補者に押されているということなのだろうか。

それに、東京都の政治についての具体的な政策にほとんど何にも触れていなかったのはなぜなんだろうか?本人も「苦戦しています。すべてをかけて働きますので力を貸してください!」といった内容のことしか言葉を出していなかったように思う。