1995年 西谷修と加藤典洋の対談 世界戦争のトラウマと「日本人」を読みながら拾ったキーワード
続き。
西谷修が言及した自著の中の言葉
これからは『成長』とは違った展開をもつ、大人の世界が開けている
(西谷修著「夜の鼓動にふれる」より)
- 作者: 西谷修
- 出版社/メーカー: 東京大学出版会
- 発売日: 1995/04
- メディア: 単行本
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加藤典洋が言及した西谷の訳書から
サルマン ラシュディ著「悪魔の詩」にまつわる事件について、フェティ ベンスラマ著 西谷修訳「物騒なフィクション - 起源の分有をめぐって」の内容に触れて、
(思い出しメモ)
- ホメイニの死後、ホメイニに代わる宗教的権威が存在しない。
- そのため、ホメイニが下した「ファトワー」を解除する力がイスラーム社会にない。
- いわば、内側からしか開かない鍵がかかってしまった。
- イスラームの内存論理でこれを解けない限り、この問題は解けない。
- 作者: フェティベンスラマ,Fethi Benslama,西谷修
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 1994/12
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- 作者: 西谷修
- 出版社/メーカー: 岩波書店
- 発売日: 2000/12/22
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