オーディオデータを扱うクラス。Javaと.NET

Javaならjavax.sound.sampledから

javax.sound.sampledでは、オーディオデータに固有のサンプリング周波数やビット精度をAPIが扱ってくれて、サンプル数とマイクロ時間の変換なども行ってもらえるようです。
これに相当するものが.NET Frameworkには見当たらず、マイクロソフトMSDNライブラリではDirectXを使うように指示されていました。しかし、私が使いたかったjavax.sound.sampled.AudioInputStreamは実際はjava.io.InputStreamを継承しているものなので、java.io.InputStreamのようにバイナリデータの入出力をするクラスを使えば代用できそうに思います。

配列へのバイナリデータ転送ととらえて.NETではSystem.ioから

例えばSystem.io.Streamクラス
MSDNライブラリから引用すると、

ストリームからの読み込み。読み込みは、ストリームからデータ構造体 (バイト配列など) へのデータ転送です。

とされていて、javax.sound.sampled.AudioInputStreamを使ってオーディオのデータを配列に転送する目的の代用として使えそうです。
PCMオーディオのWavファイルは最初にいくつかのメタデータを持っていて、その後ろにオーディオデータがつながっている構造になっているので、メタデータを別の変数に代入した後でオーディオデータを配列に格納すれば、オーディオデータに対する処理が行えそうに思います。
本当に眠くなってきたので今日はここまで。