音が割れるのはアンプとスピーカーユニットが合っていないせい。

大学生の頃に暇つぶしがてら作ったモノラルアンプでは、ギターをつないでちょっとジャラーンと鳴らしただけで、小さな音で「ゴーーーー」と鳴るだけで全然綺麗な音は出ませんでした。大きな音でゴーとなるのであれば、入力を小さくして音が割れないようにも出来るのですが、小さな音で既に割れているので使い物になりませんでした。
今日改めて眺めてみたところ、パワーアンプIC LM380に対してスピーカーユニット 8Ω0.3Wを使っておりましたがどうやらこれが間違いだったようです。ろくに知識も無く、東急ハンズで売られていた部品を集めて作ったことを思い出します。

エレキットのLM380N使用製品のページを見ると、「0.7W,140mA(Vcc=9V時)」とされていて、私のアンプが9V電池を1個使っているのでおそらくこれに近い状態です。
http://www.elekit.co.jp/material/japanese_product_html/NT-10.php?page=1&ssi=

つまり、ボリューム全開で0.7Wなので、私のスピーカーの許容入力の0.3Wを超えています。出音が小さいのでボリューム最大にしていましたが、いくらボリュームを上げても音は大きくならないし、まともな音が出るはずが無いのではないでしょうか。(スピーカーの選択基準)
手元に1W以上のスピーカーがあれば交換してみたいですが、今のところ手持ちでは思い当たりません。むかーしに捨てたミニコンポやラジカセのスピーカーが惜しく思い出されます。