論証 「AはBである。」のパターン

こうあてはめて考えると簡単。

盛岡市民は、岩手県民である」
この文を真とすると、次の中で常に正しいと言える文はどれか。

1. 岩手県民かどうかは、盛岡市民かどうかによって判断される。
2. 盛岡市民でない人は、岩手県民である。
3. 岩手県民は、盛岡市民である。
4. 岩手県民でない人は、盛岡市民である。
5. 盛岡市民は、岩手県民でない人である。
6. 盛岡市民でない人と岩手県民は一致している。
7. 盛岡市民と岩手県民は一致している。
8. 岩手県民でない人は、盛岡市民でない人である。


ポイントは「AはBである。は真だが、逆は真とはされていない」ということ。だからAはBに内包される概念(例えば「県の中の市」)となる。