ソニーのウォークマンNW-A808で聴いたらよかった 打楽器音とクラリネット
早朝にヘッドフォンで聴いたUAKTI
- アーティスト: Uakti
- 出版社/メーカー: Sonhos & Sons Brasil
- 発売日: 2000/01/12
- メディア: CD
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作曲はフィリップ グラス。私が知っているフィリップ グラスの作品はどれも、妙にせわしない感じがあります。このレコードも忙しく明滅する音がちりばめられていますが、狭い部屋に閉じ込められたような閉塞感はありません。テーマが「アマゾンの水」というだけあって、同じ水は二度と流れてこない印象です。
モノラル録音のウラッハ演奏のクラリネット
- アーティスト: ウラッハ(レオポルト),モーツァルト,ブラームス,ウィーン・コンツェルトハウス四重奏団
- 出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック
- 発売日: 2001/11/28
- メディア: CD
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iPodでは満足できませんでしたが、NW-A808ではかなりいい線を行っているように感じました。
このほかのモーツァルト クラリネット曲
ポール メイエはフランスの演奏者で、ウラッハのドイツ式のクラリネットとは異なる設計のベーム式のクラリネット(日本でも最も普及している)を使用して軽快なサウンドのモーツァルトを演奏しています。
18世紀オーケストラはモーツァルトの時代に使われていたクラリネットと同系列の楽器でモーツァルトの楽曲を録音しています。
ウラッハよりも後の時代のアルフレート プリンツは、ステレオの録音をリリースしていますが、現在売られている版のCDを聴いてみたら20年ほど前にCDからカセットテープに録音したものと比べて音質に難があるように感じました。リマスターで再発されることを望みます。ウラッハと同じドイツ式のクラリネットを使っているはずです。
ジャズで有名なベニーグッドマンもモーツァルトの曲を録音しています。ヨーロッパの演奏とはリズム感がかなり違って、録音も電気的なエフェクト*1を使用しているのがわかります。現代のクラシックのレコードとはかなり違う楽しみ方ができました。
*1:エフェクトだけステレオなのでCD化するときに後から付けたのかも。