自家製ファズが完成

ホソヤンに配線の間違いを見つけてもらい、ついに完成しました。

今回もまた川原に集合して、手作りアンプで音を出してみました。
3人とも同じタイプの回路ですが、使っている部品や配線のまわし方が違うせいでそれぞれサウンドが違っています。

サトーが3機種を聴き比べました。

コンタツ機

コンデンサ3個のうち、電解コンデンサを2個使用しているのが特徴のようです。
音はハイゲインな感じのロングトーンですが、ギターのトーンを絞ると丸みを帯びて、なんとなく人の声のような感じになります。まさにコンタツが狙っていたロバートフリップのロングトーンにテイストが近いかも。もしかして、電解コンデンサを使うとこういう音になるのでしょうか。

ホソヤン機

ビンテージなトランジスタを使用していて、ホソヤン曰く、「ちょっとディストーションに近い感じ」だそうです。
サトーが弾いた感想は、とてもカラッとしていて、たしかにピッキングの強弱で少し表情がつけられる感じ。さらにホソヤンがストラトをつないで弾くと、アタック音とかチョーキングの音がジミヘンのような、ピリピリした感じでした。

サトー機(冒頭の写真)

コンデンサを4個使っていて、そのうち歪みを調整するボリュームにつないだ1個だけ電解コンデンサを使用しています。
他の2機種が「ぶりんっ」とか「ぼりんっ」っとぱんぱんな音に聴こえるのと比べるて、サトー機は音がびりーーっとつぶれていて、特に低音の弦は「ぎぃーーーー」という感じで鳴ります。