:saaab「人生は徒労だ」2002年10月

サトー : げんきですかー
saaab : げんきよー
サトー : なにか怒りがあったら吐露してください。
saaab : おれあんまり怒りないすよ
サトー : そうっすか じゃあ、徒労感とか感じたことないですか。
saaab : 徒労感は常に感じてるよ・・(人生に)
サトー : おお、でかいな。人生は徒労か?得るものはないのか。
saaab : 人生は徒労だ!
サトー : うわ。
saaab : どうせ皆死ぬんだよ
サトー : まったくだ。どんな死に方がいいですか?ぼくは、割とゆっくり目に死にたいですね。
saaab : わからん・・・いつのまにかがいいなあー 痛いのはやだ
サトー : そうかそうか 覚悟とかしないうちに死にたい?だったらぼくと逆だね。
saaab : というと苦しみもだえながら死にたいのか?
サトー : いや、それがそうでもなくってさ、死ぬ前に、何もかもヘーキになると思うんだわ。ある程度覚悟が決まればね。そういう話をほうぼうで聞いたことがあるんだ。
saaab : そうなのか?
サトー : そういうこともあるってこと。必ずじゃなくって。
saaab : きみの友人は死にかけてばかりいるのか
サトー : うーん、高校の上級生が病死して、センセイがその様子を教えてくれたのだ。なくなる何日か前に「今までありがとう」とみんなに言い始めたそうだ。
saaabさんはあれですか、寝てる間にポックリ逝っちゃったりとかでもいいの?
saaab : いいねえー
サトー : はははは
saaab : 言い残したことあればイタコに頼むよ
サトー : 余計なこと言われたらどーすんのさ 「自殺してすまなかった。だれも恨んでないから心配しないでくれ。」とか。
saaab : そしたら別の人に頼む
サトー : いや、イタコを選ぶのは残された方だからな。
saaab : 頼むように呪いをかける
サトー : じゃあ、人生は徒労でも、死んでからは忙しいな。
saaab : 徒労だからいつも忙しいよ
サトー : そうか。徒労と言っても、無為徒食ではないんだね!