Access 2007でAccess プロジェクトファイル (.adp)を作成、SQL Serverに接続。
Access 2003での手順
Access 2003では次のようにしてSQL Serverへ接続するためのファイル(Access プロジェクトファイル)を作成できました。
[ファイル] メニューの [新規作成] コマンドを使用して [データ リンク プロパティ] ダイアログ ボックスを表示するか、またはデータベース ウィザードを使用して、Access プロジェクトを SQL Server データベースに接続します。
Access 2003 のヘルプと使い方 > Access プロジェクト > Access プロジェクトについて http://office.microsoft.com/ja-jp/access/HP052731031041.aspx
同じことをAccess 2007でやろうと試みた結果、次の手順になりました。ただし、.adpを開くとタイトルバーに(Access 2002 - 2003 ファイル形式)と表示されるので、Access 2007としては互換性のための機能として扱われているのかもしれません。
Access 2007での手順
「新規作成」(Ctrl+N)で「空のデータベースを新規作成」から「空のデータベース」アイコンをクリックすると、ウィンドウ右側に「空のデータベース」というスペースが現れる。
「空のデータベース」の「ファイル名」でファイル名の拡張子を.adpに書き換えるか、その右側のフォルダアイコンをクリックして、
「新しいデータベース」ダイアログボックスで.adpを選択、「OK」ボタンをクリックする。
「作成」ボタンをクリックすると、
と確認される。
「はい」をクリックすると、既存のSQL Serverの情報を記入するダイアログボックスが表示される。
ここからはAccess 2003と同様の操作です。
SQL Server 2005 Expressへの接続の注意点
さらに、上記の方法でローカルマシン上のSQL Server 2005 Expressに接続してみたところ、
http://d.hatena.ne.jp/jjs/20070213/p1 と全く同じ様に、サーバー名の欄には
サーバー名\インスタンス名
と入力しなければ接続できませんでした。サーバー名はローカルマシン名で、インスタンス名はSQL Server 2005 Expressのデフォルト設定ではSQLEXPRESSとされています。