UPS:電源保障装置は粗大ごみとして回収も可能
私と同じように、家庭で使用しているパソコン用のUPS(電源保障装置)を廃棄しようとして悩んで、ブログに書いている方がいらっしゃるようです。
私はリサイクルが義務付けられているという密閉型鉛蓄電池を内蔵しているタイプを使用していましたが、私が確認した結論としては、
- 東京都世田谷区では粗大ごみとして処理することができる。
- メーカーのAPC社では、内蔵電池(バッテリ)のみの無料回収を行っている。
ということです。
粗大ごみとして処理
最初に粗大ごみ受付窓口に電話でそうだんしたときに、粗大ごみの受付担当者さんからは「それでは地域の清掃事務所に相談してください。」といわれました。
私が住んでいる地域の清掃事務所に電話をして、密閉型鉛蓄電池が内蔵されていると言うと、最初は「電池だけはずせるならはずしていただいて、粗大ごみとして回収を申し込んでください。」といわれました。電池はドライバーを使えばはずせそうですが、やってみないとわかりませんと答えると、しばらく向こう側で会話があり、「そのままで大丈夫ですよ。」との結論でした。
「品名は何と言えばいいですか?」とたずねてみたら、「パソコンの周辺装置ということでいいと思います。」とのことでした。
メーカーからも回答
先日、オンラインで問い合わせをしたメーカーのAPC社からは、メールでご回答をいただきました。
私からの質問の趣旨は、
- 本体の回収をしてもらえますか。
- または、回収を行う団体は紹介してもらえませんか。
の2点でした。
サポートご担当者からの回答を要約すると、
- 買い替え時以外には、古い製品の回収は行っていません。
- ほかに回収を行う団体は紹介していません。
- ただし、バッテリのみを本体から外せば、メーカーとして無料回収します。(送料は利用者負担。)
- UPSのバッテリは特定産業廃棄物扱いになる為、一般の産業廃棄物として廃棄できません。
- バッテリが取り外された後のUPS本体は、一般の産業廃棄物としての処理が可能です。
とのことでした。