ブルース進行をジャズ的に変形
http://d.hatena.ne.jp/jjs/20070122/p1 を参考にまとめます。
メジャースケールによる最も簡単な3コード ブルース進行の12小節
4小節×3=12小節 | 1 | 2 | 3 | 4 |
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パートA | I7 | I7 | I7 | I7 |
パートB | IV7 | I7 | I7 | I7 |
パートC | V7 | V7 | I7 | I7 |
メロディーに使われるブルーノート
メジャースケールにない♭III(IV7に登場)、♭VII(I7に登場)が使われる。これら2つはブルーノートとしてメロディにも使用されます。(その時、逆にナチュラルのIIIやVIIは使われなくなる? 経験上、少なくともギターソロではそういうことが多くなると思います。)
ドミナントモーションでジャズブルースにアレンジ
4小節×3=12小節 | 1 | 2 | 3 | 4 |
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パートA | I7 | IV7 | I7 | I7 |
パートB | IV7 | IV7 | I7 | VI7 |
パートC | II7 | V7 | I7-VI7 | II7-V7 |
強進行のループ
上記のアレンジには、VI7 - II7 - V7 - I7と3回にわたって四度で進行するループが含まれています:
VI7 - II7 - V7 - I7 - VI7 - II7 - V7 - (I7に戻る)
追加されたII7 には構成音として#IVが、VI7 には#I が使われます。これらの音は次のコードのルート音の半音下になっているので、次のコードにとっての「導音」として働き、http://d.hatena.ne.jp/jjs/20070208/p3 の「ドミナントモーション」のミソとなっています。